サーマル・ケミカル・マテリアルリサイクル

サーマル・ケミカル・マテリアルリサイクル

「リサイクル」とは再循環を指します。製品化された物を再資源化し、新たな製品の原料として利用することです。
リサイクルは大きく、ケミカルリサイクルとマテリアルリサイクル(素材としての再利用)、そしてサーマルリサイクル(熱としての再利用)に区分されます。

サーマルリサイクル(Thermal Recycle、熱回収) → 燃料化

廃棄物を単に焼却処理せず、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用することです。

【燃料としての利用例】

燃料チップ 建設発生木材など(木くず類)の破砕したものを、ボイラー等の燃料として利用。
固形燃料 建設発生木材を廃プラ、紙くず等とともにペレット(円柱)、ブリケット(角柱)、チューブ状に圧縮成形して固形燃料として利用。
セメント燃料化 廃プラスチック類をセメント製造の仮焼炉、焼成炉への代替燃料として利用。
サーマルリサイクル フロー図
木くず類
木くず類
マスチフ
マスチフ
燃料チップ
燃料チップ
燃料チップ
ボイラー
プラスチック類
プラスチック類
マスチフ
マスチフ
代替燃料
代替燃料

セメントキルン炉
農業用廃ビニール
農業用廃ビニール
圧縮機
自動圧縮梱包機
代替燃料
代替燃料

セメントキルン炉

 

マテリアルリサイクル(Material Recycle、再生利用) → 材料・製品への再資源化

「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などといわれ、廃棄物を原料として再利用することです。

【原材料としての利用例】

製紙用チップ 建設発生木材を切削して、製紙原料として利用。
堆肥 流木を破砕し、堆肥として利用。
建設用資材 焼却後の焼却灰を溶融して溶融スラグにし、建設資材として利用。
製鋼原料 金属などを圧縮し、製鋼原料として利用。
プラスチック製品 廃プラスチック類を再生し、リサイクルボックスの製造に利用。

岐阜県リサイクル認定製品 認定番号196
マテリアルボックスM-50 ◎マテリアルボックスM-50
本体 : 外寸 縦445mm×横340mm×高さ460mm 重量1,600g
ふた : 外寸 縦450mm×横342mm×高さ32mm  重量460g
マテリアルボックスM-20 ◎マテリアルボックスM-20
本体 : 外寸 縦325mm×横312mm×高さ298mm 重量922g
ふた : 外寸 縦339mm×横317mm×高さ30mm  重量328g
マテリアルリサイクル フロー図
動物系固形不要物
動物系固形不要物
焼却炉
焼却炉
焼却灰
焼却灰
建設用資材
建設用資材
木くず類
木くず類
マスチフ
マスチフ
製紙原料
製紙原料
紙製品
紙製品
流木
流木
破砕機
破砕機
マスチフ
マスチフ

園芸用土増量剤
金属
金属

圧縮機
製鋼原料
製鋼原料
建設用資材
建設用資材
自転車・タイヤ・農業用ビニール
自転車・タイヤ・農業用ビニール
プレス
プレス
マグネット機
マグネット機
ミックスメタル
ミックスメタル
建設用資材
建設用資材
使用済自動車
使用済自動車
解体機
解体機
プレス
プレス
マグネット機
マグネット機
ミックスメタル
ミックスメタル
建設用資材
建設用資材
最終混合物
最終混合物
破砕機
破砕機
焼却炉
焼却炉
焼却灰
焼却灰
建設用資材
建設用資材
感染性産業廃棄物
感染性産業廃棄物
焼却炉
焼却炉
焼却灰
焼却灰
建設用資材
建設用資材

 

ケミカルリサイクル(chemical recycle、再生利用) → 化学反応により組成変換した後、再資源化

廃棄物を化学的に処理して、製品などの化学原料として再利用することです。

【原材料としての利用例】

製鋼用副資材 酸化鉄から酸素を除去するための還元剤として利用。
ケミカルリサイクル フロー図
自転車・タイヤ・農業用ビニール
自転車・タイヤ・農業用ビニール
プレス
プレス
マグネット機
マグネット機
ミックスメタル
ミックスメタル
建設用資材
建設用資材
使用済自動車
使用済自動車
解体機
解体機
プレス
プレス
マグネット機
マグネット機
ミックスメタル
ミックスメタル
建設用資材
建設用資材

 

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